エアコン洗浄は、簡易洗浄と分解洗浄で「外す部品の範囲」と「落とせる汚れ」が変わります。
料金だけで決めると、ニオイ戻り・水漏れ・効きの弱さが残り、再依頼で結果的に高くつくことがあります。
この記事では、簡易洗浄と分解洗浄の違いを整理し、7つの基準で必要なメニューを判断できるようにまとめました。
初めて業者に頼む人、過去に満足できなかった人も、読み終えると選び方がハッキリします。
分解洗浄と簡易洗浄の違い|エアコン内部の汚れ・カビに効くのはどっち?
内部のカビやニオイの原因(特に送風ファン周り)まで狙うなら、徹底分解洗浄が有利です。
徹底分解洗浄は部品を外して奥まで露出できるため、原因に近い場所へアプローチしやすくなります。
一方、簡易洗浄は「見える範囲+熱交換器(アルミフィン)の表面中心」を短時間で整える方法です。
軽いホコリ詰まりのリセットや、定期的なメンテナンスに向きます。
注意したいのは、「徹底分解洗浄」の範囲が業者によって異なる点です。
同じ表記でも、ファンやドレンパンまで外すのか、壁掛けのまま高圧洗浄を行う範囲なのかで、効果もリスクも変わります。
| 比較項目 | 簡易洗浄 | 徹底分解洗浄(ファン・ドレンパン脱着) |
|---|---|---|
| 主な狙い | 軽い汚れのリセット | ニオイ・内部汚れの原因に近い洗浄 |
| 主な範囲 | カバー/フィルター/アルミフィン表面中心 | お掃除ユニット(機種による)+ファン/ドレンパン脱着 |
| 狙える汚れ | 表面ホコリ・軽い汚れ | 内部カビ・ニオイ原因になりやすい汚れ |
| ニオイ改善の期待 | △(原因が奥だと残りやすい) | ○(改善しやすい) |
| 作業時間の目安 | 短め | 長め |
| 費用感 | 低〜中 | 中〜高 |
※「背抜き」や「熱交換器まで脱着」など、さらに分解範囲を広げる作業は、機種・設置状況で可否が変わります。
株式会社カンビの徹底分解洗浄は、ファン・ドレンパン脱着まで対応します。
エアコンクリーニングで言う「簡易洗浄」とは
簡易洗浄は、エアコンを壁に付けたまま、カバーやフィルターを外して、手の届く範囲と熱交換器(アルミフィン)表面を中心に洗う方法です。
ホコリ詰まりが軽いなら、風量が戻って効きが良くなる体感が出やすい一方、送風路の奥やファン、ドレンパン周りは汚れが残りやすく、ニオイが戻ることもあります。
「安い=悪い」ではありません。「軽い汚れのリセット」か「ニオイ原因の除去」か、目的で選ぶのがコツです。
簡易洗浄で「届く範囲」と「届きにくい範囲」の比較表を参考に、自分の症状に合う洗浄レベルかを確認してから依頼すると失敗が減ります。
| 観点 | 簡易洗浄で届きやすい範囲 | 簡易洗浄では届きにくい範囲 |
|---|---|---|
| 部位 | 外装カバー、フィルター、熱交換器(アルミフィン)表面、吹出口まわり | 送風路の奥、シロッコファン裏側、ドレンパン内部・隙間 |
| 汚れの種類 | 表面ホコリ、軽い汚れ | 固着したカビ、ニオイ原因になりやすい内部汚れ |
| 期待できる変化 | 風量の回復、効きの改善を体感しやすい | ニオイの根本改善は残ることがある |
| 向くケース | 定期メンテ、軽い汚れ、使用年数が浅い | カビ臭が強い、黒い粉が出る、水漏れが気になる |
簡易洗浄を選ぶときは、「どこまで分解し、どこまで洗うか」を作業範囲として確認し、期待値を合わせると失敗が減ります。
後悔しない選び方 7基準
エアコンクリーニングで迷ったら、次の7つを順にチェックすると判断がブレません。
ポイントは「今の困りごとが、どの部位の汚れ由来か」を見立てることです。
ニオイが強いのに簡易洗浄を選ぶと、原因が残って再依頼になりやすくなります。
逆に、軽い汚れで徹底分解洗浄を選ぶと費用と時間が過剰になりやすいです。
- ニオイ・黒い粉・水漏れがある → 徹底分解洗浄寄り
- ホコリ詰まり・効きの弱さが中心 → 簡易洗浄でも改善しやすい
- 判断がつかない → 「ファン/ドレンパンを外すか」を業者に確認
基準1:ニオイの強さ(運転開始直後がカギ)
運転開始直後にカビ臭い、酸っぱい、雑巾のようなニオイが出るなら、送風路やファンに原因がある可能性が高いです。
この場合は簡易洗浄だと原因が残りやすく、徹底分解洗浄が向きます。
基準2:黒い点・黒い粉(吹出口の奥をチェック)
吹出口の奥に黒い点々が見える、運転中に黒い粉が舞う場合は、ファン周りの汚れが疑われます。
見える範囲だけの洗浄では改善しにくいので、分解範囲を広げる方が安心です。
基準3:水漏れ・ポタポタ音(ドレン周りのサイン)
水漏れやポタポタ音があるときは、ドレンパンや排水経路の汚れ・詰まりが関係していることがあります。
この領域は外して洗う方が改善しやすく、徹底分解洗浄を優先しやすいです。
基準4:使用年数と未清掃期間(3年が分かれ目)
3年以上クリーニングしていない、または使用年数が長いほど、内部汚れが固着している可能性が上がります。
「一度しっかり落として、その後は簡易で維持」が合いやすいです。
基準5:設置環境(キッチン・喫煙・ペット)
キッチン近くは油分、喫煙はヤニ、ペットがいると毛やホコリが増え、汚れが重くなりがちです。
環境負荷が高い部屋ほど、簡易洗浄だけでは物足りないことがあります。
基準6:機種(お掃除機能付きは事前確認が必須)
お掃除機能付きは内部が複雑で、分解の可否や追加料金が出やすいです。
型番を伝えたうえで「どこまで外せるか」「追加条件は何か」を先に確認すると安心です。
基準7:求める清潔レベル(体感重視か、原因除去重視か)
「風量が戻ればOK」「定期的に整えたい」なら簡易洗浄が合いやすいです。
「ニオイを止めたい」「空気の違和感がつらい」なら徹底分解洗浄の満足度が上がりやすくなります。
当社は、ファン・ドレンパン脱着まで対応し、症状と機種に合わせて最適な洗浄範囲をご提案します。
無料見積りで、分解範囲と料金を先に確認できるので、お気軽にご相談ください。
徹底分解洗浄が向くケース
徹底分解洗浄が向くのは、簡易洗浄では届きにくい送風ファンやドレンパン周りに、カビ・汚れがたまっている可能性が高いときです。
次の項目に当てはまる場合は、最初から徹底分解洗浄を検討すると後悔が減ります。
- 運転開始直後にカビ臭い/酸っぱい/雑巾のようなニオイがする
- 吹出口の奥に黒い点(カビ)が見える、黒い粉が出る
- 以前クリーニングしたのに、ニオイが短期間で戻った
- 冷房時に水漏れ・ポタポタ音がある(排水の詰まりや汚れが疑われる)
- 3年以上、業者清掃をしていない/使用時間が長い
- キッチン近く・喫煙・ペットありなど、汚れが固着しやすい環境
- 小さな子どもがいるなど、空気の清潔さを優先したい
また、迷う時は「ニオイ×年数」で決めることもおすすめです。
ニオイが強い × 未清掃が長い場合は、徹底分解洗浄が向きます。
ニオイは軽い × 定期的に手入れしている場合は、簡易洗浄で足りる場合があります。
簡易洗浄が向くケース
簡易洗浄が向くのは、汚れがまだ軽く、目的が「風量・効きの回復」や「定期的なリセット」に近いときです。
次の項目に当てはまるなら、まずは簡易洗浄で十分な可能性があります。
- ニオイはほとんど気にならない(あっても一時的・軽い)
- 困りごとは「風が弱い」「効きが落ちた」など、ホコリ詰まりっぽい症状
- 吹出口の奥に黒カビが見えない、黒い粉が出ない
- 水漏れ・ポタポタ音などのトラブルは出ていない
- 使用年数が浅い/使用頻度が低い部屋(寝室・子ども部屋など)
- 1〜2年以内に業者清掃をしていて、汚れが蓄積しにくい
- まず費用と時間を抑えて、シーズン前に整えたい
ただし、次のサインが出たら「簡易→徹底分解」へ切り替えを検討すべきです。
- 送風開始時のカビ臭が強くなった
- 吹出口の奥の黒カビが増えた
- 黒い粉が出る
- 冷房時に水漏れ気味、ポタポタ音がする
- 簡易洗浄をしてもニオイが残る
この場合は、簡易洗浄では届きにくいファン・ドレンパン周りの汚れが原因になっている可能性があります。
最初から徹底分解洗浄を検討すると、再依頼のリスクを減らせます。
見積りで必ず確認したいポイント
エアコンクリーニングは、メニュー名よりも「作業範囲」と「追加条件」の確認が重要です。
ここが曖昧だと、ニオイが残ったり、当日追加で想定より高くなったりしやすくなります。
- メーカー/型番(銘板や本体の写真でもOK)
- お掃除機能の有無
- 困っている症状(ニオイ/黒い粉/水漏れ/効きが悪い など)
- 設置状況(高所/左右が壁に近い/家具が多い など)
見積りで聞くべきチェックリスト
見積りで聞くべき内容を項目別にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- どこまで外しますか?(カバー/お掃除ユニット/ファン/ドレンパン)
- ファン・ドレンパン脱着は標準ですか?オプションですか?
- 高圧洗浄はしますか?すすぎ回数はどれくらいですか?
- 基板や電装部の養生はどうしますか?
- 汚水はどう回収しますか?(壁や床への飛散対策)
- お掃除機能付き・特殊機種・重度汚れ・高所設置は追加になりますか?
- 駐車場代や出張費はかかりますか?
- 当日追加になる可能性がある項目は何ですか?
- 作業後に水漏れ/異音/エラーが出た場合の対応期限は?
- 再清掃の条件は?費用は?
- 損害保険に加入していますか?
判断のコツ(ここだけ覚えればOK)
ニオイ対策で選ぶなら「ファン・ドレンパンをどう扱うか」が最重要です。
また、料金は作業範囲+追加条件+保証までセットで比較すると失敗が減ります。
分解洗浄と簡易洗浄 よくある質問(FAQ)
分解洗浄と簡易洗浄の違い まとめ
エアコン洗浄は、簡易洗浄と徹底分解洗浄で「外す部品の範囲」と「落とせる汚れ」が変わります。
簡易洗浄はカバー・フィルター・アルミフィン表面を中心に整える方法で、軽いホコリ詰まりのリセットや定期メンテ向きです。
一方、カビ臭や黒い粉、水漏れなど“内部原因”が疑われる場合は、ファン・ドレンパンまで外して洗う徹底分解洗浄が効果を出しやすくなります。
迷ったら、7つの基準で症状と汚れの場所を整理し、向くメニューを判断してください。
さらに、見積りでは分解範囲・高圧すすぎ・養生・追加料金条件・保証まで確認すると、ニオイ戻りや想定外の請求といった後悔を減らすことが可能です。
分解洗浄か簡易洗浄か迷う場合は、まず型番と症状をもとに「どこまで外して洗うか」を確認してください。
株式会社カンビでは、ファン・ドレンパン脱着まで対応する徹底分解洗浄の見積りが可能です。気になる方は、無料見積りで作業範囲を確認してください。
